2017-04-12 第193回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第4号
ところが、二〇一六年の九月に北陸電力志賀原発二号機で雨水が流入し漏電したという事故があり、その後、全国の施設が調査されましたが、三月末までに、全国十の施設で合計六百九十二か所になります、建屋貫通部の止水措置が未実施だと判明しています。 資料の八ページ、九ページに三月末時点での調査結果を載せています。
ところが、二〇一六年の九月に北陸電力志賀原発二号機で雨水が流入し漏電したという事故があり、その後、全国の施設が調査されましたが、三月末までに、全国十の施設で合計六百九十二か所になります、建屋貫通部の止水措置が未実施だと判明しています。 資料の八ページ、九ページに三月末時点での調査結果を載せています。
このうち、建屋内への浸水防止には、建屋の外側の壁の防水構造扉の二重化をするとか水密化をする、建屋外壁の開口部、外に開いているところからの浸水防止策、建屋貫通部からの浸水防止対策が含まれています。防波壁を越えて浸水した場合にも安全上重要な機器に影響を及ぼさないようにという趣旨でこれらの対策を取ったんだと説明がされています。
御指摘の東京電力の調査結果が確認中となっている件につきましては、従来報告を受けていたものに対して柏崎刈羽原子力発電所で建屋貫通部に係る調査結果に誤りがあったということで、調査結果の再確認とそれから追加調査を改めて報告するということを連絡を受けているところでございます。